愛犬の健康を守るためのドッグフードの選び方：ポイントとおすすめフード5選

2024年6月29日2024年9月9日

愛犬の健康管理は家族として最も重要な課題の一つです。

そのためには安心・安全なドッグフードを選ぶことが不可欠です。

しかし、さまざまなドッグフードがありどれを選べばいいか迷うことも多いですよね。

私は9歳のコーギーめると暮らしています。どうしたらめるに喜んでもらえるか、ずっと笑顔で健康にいてくれるかを考えながらご飯やおやつを探しています。

この記事では、愛犬の健康を守るためのドッグフードの選び方とオススメドッグフードをご紹介します。

ドッグフード選びは成分に注目

ドッグフードの成分表を確認することが重要です。

以下のポイントに注目してください。

上質な動物性たんぱく質

成分を見るときは必ず上質な動物性たんぱく質が含まれているか、どれくらいの割合か確認します。

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お肉もお魚もたっぷりが体に必要らしいワン

もともと肉食のワンちゃんには、上質なお肉やお魚をたっぷり使ったフードを与える必要があります。

筋肉や内臓、皮膚などからだの形成、成長にたんぱく質は必要不可欠です。

たんぱく質不足になると筋肉や骨の発育、免疫機能の低下などになる恐れがあります。

動物性たんぱく質が第一成分として含まれているものを選びましょう。

炭水化物が多すぎない

主成分が炭水化物になっているなど、過剰な穀物や糖分が含まれていないかを確認してください。

安価なドッグフードには、かさを増す目的で炭水化物が多く含まれることがあります。

糖質を摂取しすぎると肥満になるため注意してください。

ドッグフードはヒューマングレードを選択

ドッグフードはヒューマングレードを選んであげましょう。

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ヒューマングレードってどういうこと？

人間が食べるのと同等の衛生・管理基準で作られたドッグフードのことをいいます。

愛犬には人間も食べられる安全な原材料、品質管理で作られたドッグフードを食べてもらいたいですよね。

実はヒューマングレードには明確な法規制が存在しないため、あくまでメーカー独自の基準になります。

しかし、ヒューマングレードで売り出されている以上、メーカーも食品の素材、品質管理にこだわっています。

少しでも健康的な食事のためにやはりヒューマングレードもしくはそれと同程度のフードをおすすめします。

グレインフリーとグルテンフリー

ドッグフードはできればグレインフリー（穀物不使用）かグルテンフリー（小麦などに含まれるたんぱく質）がおすすめです。

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私のはグレインフリーだよ。

ワンちゃんは穀物に含まれる炭水化物を消化しにくいといわれています。

しかし、ドッグフードに含まれる炭水化物はワンコも消化しやすい状態にしてくれていることが多いので必ずしもグレインフリーにこだわりすぎなくてもいいと思います。

それでもワンちゃんの食物アレルギーの原因として小麦が上位に入っていることも事実です。

そのため、グレインフリーもしくはグルテンフリー（小麦などに含まれるたんぱく質）のドッグフードが選ぶと安心です。

ドッグフードの添加物

添加物はドッグフードの保存性や見た目、食いつきを良くするなどの目的のために使われることが多いですが、愛犬の健康に悪影響を与える可能性があります。

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添加物いっぱいなのは美味しいから困っちゃう

特に、安価なフードには添加物盛りだくさんのものも多い傾向にあります。

過度に避けすぎる必要はないかもしれませんが、なるべくなら添加物の少ないフードを選んであげたいですよね。

ドッグフードはやっぱり国産？

食品はやっぱり国産が一番と思ってしまいますよね。

しかし、日本はペット後進国のためペットの食品に関する基準は甘いため必ずしも国産だから安心というわけではないのです。

そのため、国産であっても人間のものと同水準の品質管理を行っているか、ペット先進国であるヨーロッやアメリカパの栄養基準（FEDIAFやAAFCO）を満たしたドッグフードがおすすめです。

FEDIAF（欧州ペットフード工業会連合）はヨーロッパのペットフード業界を代表する団体で、ペットフードの製造や最先端の栄養学に関するガイドラインを定めています。原材料の流通過程を明確にすることや、管理された工場での製造などが細かく規定されている

AAAFCO（米国飼料検査官協会）はアメリカをはじめ世界中で使用されており、ペットフードの栄養基準やラベルの表示に関する基準を制定している

ドッグフードは手作りがいいの？

結論から言うと自分での手作りドッグフードにはこだわりすぎなくてもいいと思います。

自分でドッグフードの手作りをおこなうメリット、デメリットには以下のようなものがあげられます。

手作りのメリット

愛犬にあったご飯を自分で作ることができる

品質管理：原材料を選べるため、安心してワンちゃんに挙げることができる

健康面の配慮：アレルギーや特定の健康問題に対応した細やかなケア食を作れる

新鮮さ：常に新鮮な食材を使えるため、栄養価が高い

手作りのデメリット

気持ちはあっても完璧な栄養バランスを作るのは難しい

栄養バランスの難しさ：ワンちゃんに必要なすべての栄養素をバランスよく含む食事を作ることはとても難しい

時間と手間：調理に時間と労力がかかる。

コスト：高品質な食材を使うとコストがかさむ場合がある。

それでも愛犬に手作りをあげたいと思う場合は、手作り品質のドッグフードを購入することをおすすめします。

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手作りと同じくらい愛情がうれしいワン

愛犬のサイズに合わせたドッグフード選び

愛犬でも小型犬と大型犬では食べやすいフードの大きさは変わってきます。

小型犬

特徴　・高い代謝率

　　　・小さな口と歯

ドッグフードの選び方

エネルギーを多く必要とするため、たんぱく質が豊富でカロリーが高めのフードがよいのですが、室内で運動量の少なめな愛犬にはたんぱく質は程よく入っているバランスの良いフードがおすすめです。

また、小型犬でも食べやすい小さめの粒がよいでしょう。

中型犬

特徴：バランスの取れたエネルギーが必要となります。

ドッグフードの選び方

愛犬の食べやすいサイズや活動量などに応じたフードがおすすめです。

大型犬

特徴：

・関節や骨に負担がかかりやすい　

ドッグフードの選び方

食べ応えのある大きな粒、関節ケアの成分が含まれた成分などがおすすめです。

大型犬に小さすぎる粒を与えた場合は早食いしやすくなる可能性があるので注意が必要です。

愛犬のライフステージに合わせたドッグフード選び

パピーと成犬、シニアでは必要な栄養量、栄養素、消化機能などが変わってきます。

める

小さい頃のように走り回ることが減ったよ

それぞれの特徴を以下に簡単にまとめました。

パピー

急速な成長期に必要なエネルギーと筋肉や骨の発達をサポートしてくれる高たんぱく質が必要です。

小さな口でも食べやすいサイズを選んであげましょう

成犬

全体的な健康維持に必要なバランスの取れた栄養と適切なカロリーが必要です。

活動量に応じたフードを選んで体重管理にも注意が必要です。

シニア

活動量が減るため低カロリーかつ、消化しやすく関節の健康をサポートする成分

ワンちゃんの食べやすいフードを選んであげてください。

ドッグフード選びとアレルギー対策

愛犬の食物アレルギーに悩む方は多いです。

犬の食物アレルギーの原因として

・牛肉・乳製品・鶏肉・小麦などが代表的です。

Virbac 犬の食物アレルギーの症状とは？原因やフードも

アレルギー対策はアレルゲンの特定とアレルゲンの食材を避けることです。

アレルゲンの特定

まずは獣医師の診断を受けてアレルギー検査を行い、具体的なアレルゲンを特定します。

アレルゲンの食材を避けるため限定成分のフードを選びます。

単一たんぱく質を主成分に含むなどアレルギーに対応しやすいフードを選ぶこともおすすめです。

穀物アレルギーがある愛犬にはグレインフリーのフードが必要となります。

愛犬の体重コントロール

適正体重を保つことで、心臓病や糖尿病、関節炎などの病気のリスクが減少します。健康的な体重はQOL（Quality of life）向上に役立ちます。

環境省　犬や猫のボディコンディショナースコア（BCS）

める

あれ・・私は大丈夫だよね？

レディに太ってるなんて言わないで

それでも、食事量を減らして可愛い愛犬がお腹を空かせてしまってはかわいそうですしお互いストレスもたまります。

そのようなときは手作り食を混ぜながらカロリーを控えてお腹を満たしたり、カロリー控えめなフードをあげるとよいです。

コストについて

高品質のドッグフードはコストがかかりますが、ワンちゃんの健康を考えると安価なフードも選びにくいと思います。

安価なフードを与えて病気になりやすく病院代が高くつくリスクは避けたいところです。

なによりワンちゃんにはずっと元気でいてほしいですもんね。

予算に合わせてその中でなるべく高品質のドッグフードを選んであげましょう。

ドッグフード切り替え時の注意点

10日～２週間程度かけて徐々に切り替えていく

いきなり全て切り替えてしまうと、胃腸がびっくりして消化不良を起こしやすくなります。

1日ごとに10％ずつ新フードの割合を増やしていきましょう。

愛犬の反応をチェック

下痢や嘔吐がないか、皮膚のかゆみや発疹がないかなど体調の変化をチェックしましょう。

食いつきをチェック

せっかく体に合うものを探しても愛犬が気に入らなければ食べてくれないかもしれません。

その場合は上述した内容を踏まえつつ喜んでくれるフードをお試しサイズなどで試してみましょう。

まとめ

愛犬に最適なドッグフードを選ぶためには栄養バランス、安全性や健康状態など考慮することがたくさんあります。

ぜひ、愛犬の健康と満足を両立させた我が子にあったドッグフードをみつけてください。

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